皮膚の弾力(ハリ)は年齢を重ねるごとに保つことが難しくなり、重力に逆らうことなくたるんでいきます。赤ちゃんのお肌のように弾力があってふっくらとした皮膚は角質層の水分量が十分に保たれていますが、加齢・紫外線・乾燥など様々な外的要因で低下するとバランスが崩れてしまいます。ターンオーバーが正常にできなくなると水分量はさらに減少し、それまでぷるっとしていたはずのお肌のハリを維持できなくなってバリア機能が低下するという悪循環に陥ります。真皮層のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といったお肌の弾力を保つバリア機能の成分が少なくなることで、皮膚は弾力を失ってしまいたるみが始まっていくのです。 真皮老化を防ぐためには紫外線対策や乾燥対策が欠かせませんので、年間を通して日焼け止めを使用し、丁寧なスキンケアを心がけましょう。
30種類以上もある表情筋のうち、私たちが普段の会話や喜怒哀楽の表情をするときに使う筋肉はたった3割程度で、残りの7割は動かしていないとされています。使っていない筋肉が7割もあるのですから、一日中誰とも話さない、笑わないといった表情筋を使わない生活を送っていると皮膚の衰えはどんどん進み、結果的にたるみにつながってしまいます。
直接皮膚についている表情筋は手や足の筋肉とは異なった作りになっていて、動かすと表皮も同時に動くことで笑顔や困った顔などいろいろな表情が作られています。表情筋は少し使うだけで筋力がアップする部位なので、固いものをよく噛んで食べたり入浴時に顔ヨガをしたり、日常生活の中に意識して顔の筋肉を動かす時間を取り入れるようにしましょう。
ストレスのかかりすぎた生活や喫煙、睡眠不足、栄養不足もお肌のたるみの原因となります。
まぶたのたるみは上まぶたの皮膚が垂れてくる状態のことで、ひどくなると視野が狭くなって視力への影響が出てきてしまいます。この部位のたるみは加齢が原因であることがほとんどで、眼輪筋という目の周りの筋肉が衰えるとたるみが出てきます。また、パソコンや携帯電話・スマートフォンなど電子機器の画面を長時間見ていると、顔は無表情になっています。たるみを予防するために目を上下左右に動かす体操をしたり、休憩時間を設けたりするなど使用時には注意が必要です。
よく笑い、表情豊かな人ほど眼輪筋を使っていることになるので、まぶたが衰えるとしてもその進行はゆるやかにすすみます。たるみのない魅力的な目もとを保つためにも、目の周りの皮膚は意識して動かすようにしましょう。
目の下のたるみは老化による場合と眼窩脂肪のふくらみによる場合と2通りの原因が考えられます。老化の場合は年齢を重ねるごとに目の周囲の筋肉も弱っていき、皮膚が垂れてしまうことが原因です。眼窩脂肪は目の下の脂肪のことで、加齢が進むと眼球を支えていた靭帯が弱り、眼球に圧迫された脂肪が目の下のふくらみとなって出てきてしまうのです。
目の下のたるみはクマにもつながり、老けて見えたり疲れた印象を与えてしまったりとお悩みの方も多いかと思います。症状がひどい場合は美容外科での施術がおすすめです。
頬のたるみによってできるのがほうれい線とマリオネットラインです。ほうれい線は鼻の脇から唇の左右両端に向けてできる線、マリオネットラインは唇の左右両端からあごに向かって伸びている2本の線のことです。これらを併せて「二重ほうれい線」とも言われています。
頬のたるみの原因は加齢や紫外線、乾燥などの他、猫背もそのひとつとなることが最近分かってきました。背中が丸くなるとあごが突き出て、頬には下方向への力が常に加わっていることになり、それがたるみへとつながる原因となるのです。
また、生活の中で他の誰かとおしゃべりする機会をあまり持たない、笑うことがない、食事のときに噛む回数が少なく早食いになっている、など口の周りの筋肉を使っていないこともたるみの原因のひとつです。生活習慣に気を付け、ツボ押しやマッサージ、閉じた口の中で舌を回すエクササイズなどで改善を図りましょう。症状がひどい場合や改善が見られない場合はヒアルロン酸注入やリフトアップなど美容外科での施術も検討してみましょう。
あごのたるみは体重の増加や筋力低下、むくみなどが主な原因と考えられます。硬いものを食べなくなり噛むことが少なくなると、あごを動かすことがなくなります。あごや口の周りの筋肉も使わなければ衰える一方ですので、筋力低下はたるみにつながり、二重あごとなってしまいます。また、リンパの流れが滞るとあごの下に水分がたまり、むくみが発生します。このむくみが二重あごになってしまうと考えられています。
首は顔や他の部位に比べ皮膚が薄くたるみやしわになりやすいので、意識して鏡でチェックしていただきたい場所です。首や肩が凝るとリンパの流れが悪くなり、むくみやすくなってしまうこともたるみの原因となります。保湿ケアを行うと同時にリンパマッサージをして血行促進を図りましょう。日焼け止めやストールを活用して紫外線対策もしっかり行うことも大切です。首はどれだけケアしているかが顕著に表れる部位ですので、日々の対策を継続していきましょう。
保湿ケアやマッサージなど、ご自宅でできるたるみ対策は正しい方法で継続して行うことが重要です。一向に改善しない場合や手早く効果を実感できる方法をお探しの場合は、THE CLINIC NAGOYAの無料カウンセリングをご利用ください。当クリニックのたるみ治療は患者さまの症状やご希望に合わせて、最も効果の出る治療法をご提案いたします。複数の治療を組み合わせ料金も単独治療よりリーズナブルに設定した「しわ・たるみ若返りリフト治療コース」も準備しております。詳しくは院長またはスタッフがご説明いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
たるみ治療は同じ治療や手術をしたとしても、施術者(医師)の技術が結果を大きく左右する治療です。症例数やそれまでの経験が大きく関わってきますし、その治療を行う根拠や理由も患者さまにとって納得できるものでなければなりません。THE CLINIC NAGOYAではカウンセリングを重視し患者さまが治療を行う内面的理由にも寄り添い、治療法や料金なども納得されてから治療を開始します。10,000症例を超える実績と確かな美的センスを持つ院長が自信と責任を持って担当いたしますので、たるみでお悩みの方はぜひTHE CLINIC NAGOYAにご相談ください。
軽度のたるみであれば、ドクターズコスメの使用やビタミンCイオン導入、プラセンタ注射などでケアしていきます。日常生活の注意事項やご自宅での使用方法を詳しくご説明いたします。
たるみを自覚し始め、症状が目に見えてわかる場合はレーザーや光治療で症状の改善を図ります。痛みが少ない光治療のタイタンはコラーゲン増加を長期的にサポートし、お肌の潤いを蘇らせます。たるみ高周波治療器のテノールと組み合わせたスーパータイタンはお肌のたるみだけでなく全身の引き締め・むくみ・肩こりなどにも効果があります。
ジェネシスはレーザー光が皮膚の奥深くまで届くのでお肌のキメを整えることができ、フラクショナル・レーザーはお肌の入れ替わりを促進するのでシミやくすみなどを改善しながらたるみ治療が可能です。目もとが気になる方には目の上や下にも照射できるインフィニ ハイブリットがおすすめです。 たるみだけでなく総合的な美肌・アンチエイジング治療としてTHE CLINIC NAGOYA独自の3Dトータルスキンケアプログラムもあり、顔全体をいったんリセットして若返りを図ることができます。
症状が深刻な場合や即効性を重視したい場合はレーザーや光治療に加え、ヒアルロン酸注入やウルセラシステム、リフトアップなどの外科手術をおすすめしています。ヒアルロン酸は真皮層へ注入し、たるみが目立つのを防いでお肌の弾力性を取り戻す働きを助けます。切らずにお肌のたるみを改善する画期的な治療法のウルセラシステムは、超音波をSMAS筋膜に働きかけて皮膚を引き上げてリフトアップします。目もと、頬のたるみに効果的で、ダウンタイムも少なく1回の治療で大きな効果が期待できる機器です。
特殊な糸を使い、皮膚を一気に引き上げるフェイスリフトは美容外科手術となります。メスを使用しますが手術跡はほとんど気にならず、効果の持続性も長いため今なお多くの患者さまが相談にご来院されます。THE CLINIC NAGOYAでは、特殊加工された糸が溶けてからもたるみやしわを改善できるハッピーリフト、顔全体のたるみやしわを解消するトータルフェイスリフト、目尻やこめかみ周りのたるみを改善するミニフェイスリフトの3種類をご用意しております。
これらはあくまでも治療例であり、他のお悩み(シミ・そばかす・ニキビなど)も考慮した上で患者さまに最適な治療法をご提案してまいります。